記事の詳細

バイナンスリサーチがVIP・機関投資家を対象に行った調査結果を発表

世界最大手の仮想通貨取引所であるバイナンスの調査部門バイナンスリサーチ(Binance Rearch)が11月22日、バイナンスエコシステム内で提供しているサービスの一部を利用しているVIP・機関投資家の動向を分析した結果を自社サイト内で発表した。

回答者の多くが従来の金融業界での経験あり

2019年6月21日にもバイナンスリサーチは2019年第2四半期の同様の分析結果を自社サイト内で報告しており、今回の分析結果は第2版となる。

今回の発表によるとバイナンスリサーチは、今回の調査結果のために約200の団体に連絡をとったと報告している。その内で最終的なサンプルとなったのは、10万ドルから2,500万ドル以上(約1,080万~27億円)の範囲で仮想通貨に割り当てている企業・ファンド・機関など76団体である。

なお回答者の4分の1以上は7年以上の従来の金融業界での経験があり、回答者の大部分は1~3年の仮想通貨分野での経験がある。

「ステーブルコインの使用率」

今回の発表の中には、ステーブルコインに関する結果も報告されている。69のクライアントが返答した結果によると、8種類あるステーブルコインの中でUSDTが中国・英語両方の回答者で1位(42.5%)の使用率となった。2位以下はUSDC(19%)、PAX(13%)、TUSD(13%)、DAI(6%)、GUSD(2%)、BUSD(3%)、USDS(2%)、未使用(4%)である。

中国の回答者の半分以上がUSDTを使用しているのに対し、USDCは12.2%だった。これに対し英語の回答者では4分の1がUSDCを選択している。なおバイナンスリサーチは、各ステーブルコインの流通時価総額と全体の使用量は密接に結びついていると結論付けている。

仮想通貨業界のリスクと成長要因

今回の調査ではバイナンスリサーチは、事前に仮想通貨業界の今後に関係しそうな15のリスクと20の成長要因をリストアップした。回答者は、リストアップされたリスクと成長要因の中からそれぞれ3つずつ選択している。リスクでは60の回答が集まり、上位5つは以下のようになった。

  • プラットフォーム固有の障害(取引所のハッキングなど):48.3%
  • テザーの法的問題:43.3%
  • 世界的な規制の不確実性:38.3%
  • アルトコインに対する小売の関心欠如:30.0%
  • 国内規制の変更:21.7%

成長要因でも60の回答が集まり、上位5つは以下のようになっている。

  • 世界及び地域の規制変更:44.3%
  • 従来の証券会社による仮想通貨関連サービスの提供:34.4%
  • オプション契約およびその他のデリバティブの開発:27.9%
  • ビットコインETF:27.9%
  • リブラ:19.7%
  • 中央銀行によるデジタル通貨:19.7%

なお2019年6月に発表された分析結果でも規制は、リスクと成長要因の両方にランクインしていた。

参考
Institutional Market Insights – 2nd edition

【こんな記事も読まれています】
バイナンス(BINANCE)登録方法・口座開設・アプリの使い方手順を解説!
バイナンス(Binance)とウクライナのデジタル変革省が仮想通貨実装のための協力を発表
バイナンス(Binance)がサブアカウントに対しても先物取引・マージン取引のサービス開始

文:かにたま

Source: CoinChoice

関連記事

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

カレンダー

2019年11月
« 10月   12月 »
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

カテゴリー

ページ上部へ戻る