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ビットコイン(BTC)100万円から1億円まで!著名人たちの2020年以降の価格予想

2019年のビットコイン(BTC)の価格は、30万円台から40万円付近のレンジ相場を1月から続けていたものの、6月には150万円まで届くかとも期待されるほどの急騰を見せたが、そこから下落の一途を辿るという形になった。80万円台から110万円台を行き来した結果、12月においては、2019年最高値からおよそ半値にあたる70万円台にまで割り込んでしまっている。

2019年においては、やはりFacebookのリブラ(Libra)発表と、中国の習近平総書記による国を挙げてブロックチェーンを支援する旨の声明発表が大きく価格に影響したトピックスとして挙げられる。特に習近平総書記の発言による瞬間的な価格への影響はやはり大きく、一日で40%もの上昇を見せている。

こうした出来事によって、投資家層の期待による参入は見込めたものの、一般層への需要にはつながらず、また投資家が離れていくことで徐々に価格が落ちたというのが昨年の流れだろう。2019年の情勢も踏まえ、仮想通貨業界の著名人たちは2020年以降におけるビットコインの価格がどのように予想しているのかをまとめた。

CZ:1万6,000ドル(約176万円)

世界有数の仮想通貨取引所となったバイナンス(Binance)最高経営責任者(CEO)のジャオ・チャンポン(CZ:Zhao Changpeng)氏は、Twitterで「すぐに1万6,000ドル(約176万円)になる」と引用リツイートの中で述べている。

このツイートの引用には、映画のシーンを流用してとある画像を爆破するというGIFが添付されている。その爆破されている画像とは、海外掲示板「4chan」で一時期話題となった、価格を的中させたと言われる匿名ユーザーの発言をスクリーンショットしたものだ。

2019年4月には5,300ドル(約58万3000円)、7月には9,200ドル(約101万2,000円)と月末の価格帯に近い金額を当てたことで、以後の価格を期待させるものとなったが、10月における1万6,000ドルの予想は全くの大外れとなってしまっている。CZはこれを引用して「正確な時期を言い当てるのは難しいものの、そう遠くない未来には1万6,000ドルの価格となるだろう」と、今後の業界への期待を述べたようだ。

バイナンスについても、2019年には数々のIEOを開催し、また先物取引プラットフォームのリリースや法定通貨のゲートウェイ導入など、さらにサービスの拡充を続けている。バイナンスコイン(BNB)のような取引所トークンを先駆けて活用するなど、業界でも最先端を進んできたCZとバイナンスだが、その予想も含め、これからの動きには目が離せない。

マイク・マククローン(Mike McGlone):2020年内に1万ドル(約110万円)

ブルームバーグインテリジェンスの分析チームにおけるシニアアナリストのマイク・マククローン(Mike McGlone)氏は堅実に1万ドル(約110万円)という予想を立てた。2019年12月3日に出された市場分析レポートでは、この1万ドルを2020年内における最初の上昇抵抗線と見ているようだ。

マククローン氏はビットコインと金への需要を似通ったものと認識しており、利用への増加と供給量が制限される半減期が価格を押し上げる要因と考えている。また、2018年6月から続いたとされる弱気相場は終わったものの、市場の成熟にはまだ時間がかかるとのことだ。

参考:It should be just a matter of time before Bitcoin finds $10,000

バイエルン州立銀行:半減期後に9万ドル(約990万円)

2019年に人気が出た価格予測モデルに「ストック・トゥ・フロー(Stock to Flow)比率」というものがある。PlanBという匿名のアナリストが提唱した、ビットコインの需要と供給のバランスが価格と強い相関関係にあるというモデルだ。バイエルン州立銀行はこの案に基づき、2020年5月予定の半減期を迎えたビットコインは9万ドル(約990万円)にもなると予測した。

ドイツでは2020年1月1日から全銀行で仮想通貨と法定通貨の売買・保管サービスを開始するなど国レベルでのサポート体制を見せていることもあり、仮想通貨に関しては友好的だ。中国中央銀行のDCEP発行の件もあり、ユーロ圏での「デジタルユーロ」発行も視野に入れていることから、ドイツの動き次第では需要が高まり、この予想が当たる可能性もあるのではないだろうか。

参考:Top German Bank Predicts Bitcoin to Hit $90,000 After Halving, Calling It ‘Ultrahard Money’

ジョン・マカフィー(John Mcafee):2020年末までに100万ドル(約1億1,000万円)

2017年には無名なアルトコインをピックアップしてツイートし、市場に多大な影響を及ぼすといった「Pump」のような行動も見受けられたジョン・マカフィー(John Mcafee)氏だが、2019年には自らの名前を冠した分散型取引所マカフィーDEX(McAfeeDEX)のベータ版をリリースするなど業界への貢献もあった。

マカフィー氏によると、2020年末にまでに1BTCの価格は100万ドル(約1億1,000万円)になるとの予測であるようだ。その理由としては、ビットコインの総供給量にまつわる希少性によるものだった。また、ビットコインは金融取引の5%を占めるようになり、その占める割合が大きくなるにつれて、1BTCは1,000万ドル(約11億円)となる可能性もあると語った。

参考:McAfee Explains ‘Rationale’ For Why He Still Sees $1 Million Bitcoin By 2020

ロス・ウルブリヒト(Ross Ulbicht):2020年以降に10万ドル(約1,100万円)

薬物や武器などをインターネット上で購入することができた、ダークウェブのマーケットプレイス「シルクロード」の管理人であったロス・ウルブリヒト(Ross Ulbricht)氏はバイエルン州立銀行に近い価格となる、10万ドル(約1,100万円)の予想を立てている。

しかし根拠は異なっており、ビットコインに価格が付いた最初の時代から続くエリオット波動論に基づいたトレードのテクニカル的観点によるものだ。ウルブリヒト氏いわく、上昇は2017年末頃の2万ドルで終わってはおらず、エリオット波動論の第4波の途中もしくは第5波に入る前だとしており、どちらにせよ価格上昇の目線であるようだ。ただし、2万ドルの時点で全ての上昇波が終わってしまっている場合は、また新たなサイクルの波を探す必要があるともしている。

参考:Bitcoin by Ross: End of a Cycle or Room to Run?

マイケル・ノボグラッツ(Michael Novogratz):2021年1Qまでに2万ドル(約220万円)

ギャラクシーデジタル(Galaxy Digital)CEOのマイケル・ノボグラッツ(Michael Novogratz)氏は2021年第一四半期までに2万ドル(約220万円)にまで到達すると、2019年10月12日のCNNによるインタビュー内で語っている。この予想は2018年11月に行われたフィナンシャル・ニュースでの取材に答えたときから変わらぬ目線で、現にその当時、2019年第一四半期に1万ドル(約110万円)へ到達するという予想をし、見事的中させている。

これは長期的な目線であり、短期的な目線では2019年11月からの下落相場に不安を覚えていたようだ。2019年11月末におけるツイートでは、7,500ドル(約82万5,000円)への回帰がなされなければ、6,000ドル(約66万円)から7,400ドル(81万4,000円)のレンジ相場になってしまうと残している。ここから2020年を経て、どのような要因でノボグラッツ氏の予想に近づいていくのだろうか。

アンソニー・ポンプリアーノ(Anthony Pompliano):2021年内に10万ドル(約1,100万円)

モーガンクリーク・デジタルのアンソニー・ポンプリアーノ(Anthony Pompliano)氏も10万ドル(約1,100万円)予想の支持者だが、到達時期は2021年としている。

2018年後期における2019年の価格予想では「一時3,000ドル(約33万円)まで下落するものの、その後は1万ドルに回帰する」という予想を立てており、2019年1月から6月までの流れで実現された。2020年は重要な年だと考えており、未だ強気市場にいると考えているようだ。

参考:Top Bitcoin Price Predictions for 2020 and Beyond

アーサー・ヘイズ(Arthur Hayes):2022年までに10万ドル(約1,100万円)

ビットメックス(BitMEX)CEOであるアーサー・ヘイズ(Arthur Hayes)氏も10万ドル(約1,100万円)の予想を持っている。ただし、アーサー氏は2022年までに、その価格へ到達するいった見通しだ。

ビットコインによるデリバティブ取引の環境が整い、デジタルアセットを用いた取引が株や為替などへも広がることが、ビットコインへのニーズが高まっていく影響になると考えているようだ。

参考:Traders Could Lose Weekends in Digital Age, BitMex’s Hayes Says

2020年は準備の年?

著名人たちの価格予想について、2018年中での予想では2019年の価格に関するものが多かったが、2019年中においては少し長期目線での大幅な価格予想を立てている人物が多かった。おそらく2020年5月の半減期による影響は、その翌年以降に現れてくると考えているのではないだろうか。これまでの半減期を振り返ってみても、2012年・2016年ともに高騰の要因となっている。

違いとすれば、各国の規制体制も整いつつあることとマイナーの市場への影響力が大きくなっていることが挙げられる。既に半減期については織り込み済みだという意見もあり、これまでに貯め込まれたマイニング報酬が一挙に売られることがあれば、価格急落が起こることさえ考えられる。

どちらにせよ2020年は1つの節目となる可能性が高く、半減期が起こるとされる5月までは市場から目が離せない。

ビットコイン(BTC)の価格・相場・チャート

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Source: CoinChoice

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