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Tezosのアクセラレータプログラム、秋バッチの受付を開始
テゾス(Tezos)はスマートコントラクトが実行でき、さらに形式検証を行うことができるためその安全性が高いブロックチェーンプラットフォームです。よく金融や不動産分野との親和性が高いと言われているテゾスが実際にどんなところで使われているのかを調べてみます。

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アクセラレータプログラム、TZ Ventures(TZベンチャーズ)

TZ Ventures(TZベンチャーズ)は、Tezosのアクセラレータプログラムです。Tezosファウンデーションの助成金から成り立つプロジェクトです。TZベンチャーズは、Tezos上でアプリケーションを作る開発者や起業家を支援することを目的にしています。支援内容は、メンタリング、技術サポート、マーケティング、オフィススペース、パートナーシップのアレンジメント、資金調達のサポートなどが含まれます。

TZベンチャーズの特徴的な点として、TZベンチャーズはVCファンドではない点です。通常、このようなアクセラレータプログラムは、VCファンドが運営しており、起業の支援と同時にシードラウンドでの投資を行い、それと引き換えにスタートアップの株式を受け取ります。そして、そのキャピタルゲインを元にアクセラレータ自身も企業として営利活動を行います。

しかしながらTZベンチャーズは投資をしません。投資によるキャピタルゲインを得なくともTezosファウンデーションによる助成金で運営されているからです。この資金の元を辿れば、ICOで調達された資金とTezosトークン自体の値上がり益です。このようなアクセラレータプログラムは、パブリックブロックチェーンならではと言えます。

起業家側からの視点では、アクセラレータプログラムの支援を受けても、株式を受け渡す必要がないことから、初期に外部投資家を入れることを避けたい起業家にも向いていると言えるでしょう。

アクセラレータプログラムの秋バッチの申し込みが開始!

TZベンチャーズは、アクセラレータプログラムの秋バッチの申し込みを開始しています。

アクセラレータプログラムは3〜6ヶ月の期間行われ、最終日にはデモデイを行います。デモデイは招待制ですがTezos Venturesのウェブサイトから参加の申し込みをすることができます。

プログラムに参加しているプロジェクトは必ずしも資金調達をする必要はないものの、このデモデイでは投資家向けにもプレゼンテーションができます。

このようなプログラムはおそらくYコンビネータの取組みを元にしてるのでしょう。Yコンビネータでは3カ月にわたって集中的に指導し他のベンチャーキャピタルなどから投資を受けられる状態まで育てるプログラムを2005年から運営し、AirbnbやDropboxなどの企業を輩出してきました。

Tezosは関数型プログラミングで安全なスマートコントラクトを書けることが特徴で、特に金融領域で注目されています。勿論アクセラレータプログラムでは、金融領域以外も幅広く募っており、医療やエンターテイメント、物流など分野に制限はありません。

アプリケーション開発者や起業家の方で、同アクセラレータプログラムの支援が気になれば、是非、TZベンチャーズのサイトをチェックしてみると良いでしょう。

参考
TZ Ventures

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Source: CoinChoice

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