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ビットコイン(BTC)はリスク資産との汚名返上か?

ビットコイン(BTC)は発行から10年余りが経過し、今や時価総額1位の暗号資産(仮想通貨)として高い評価が定着しています。一方でダークネットで利用されやすい負の資産という側面から、リスク資産(risk asset)」との汚名を着せられています。とは言えビットコインは、資産ポートフォリオの多様化からマクロ経済事象に対するヘッジとして買われる資産にまで進化しています。

ビットコイン(BTC)のリスクは5-10%もの大きなボラティリティ

すべての資産がそうであるように、ビットコインもまた投資に伴うリスクがあります。主要な投資家がこれまで、ビットコインを避けてきた理由はそのボラティリティ(価格変動)が特に大きいことです。ビットコインのボラティリティは5-10%にも上ることはよくあることで、低い時は1%を割り、投資家にとって極めて予測しにくくなっています。

7月までの過去数カ月、ビットコインはボラティリティが大きく低下し、価格も安定してきました。ブロックチェーンデータのグラスノード(Glassnode)のReserve Risk数値によると、BTC価格は2019年9月以来、グリーンゾーン内にとどまっています。グリーンゾーンはローリスクゾーンであることを示しており、投資の好機であることを示唆しています。

さらに最近、Googleの親会社であるアルファベット、アマゾン(Amazon)そして注目されるテスラ(Tesla)の株式が急上昇しています。この結果、スポットとデリバティブ両市場でのビットコイン取引量の減少に加えて、ビットコインへの関心がやや薄れ、アルトコインが見直されるという現象が続きました。マイニング指標であるハッシュリボン(Hash Ribbon)は、6月以来買いシグナルが点灯し続けています。

今や収益が見込まれる相場状況に入りつつある

6月以後、ミレニアル世代やその下の世代に関心が高まる一方、ヘッジファンド投資家もまたビットコインに関心を寄せ始めました。著名な先物取引投資家のポール・チューダー・ジョーンズ(Paul Tudor Jones)氏は、資産クラスとしてのビットコインへの関心を明言。さらに、世界的な投資運用会社のヴァンエック(VanEck)は、ポートフォリオ資産の1つとしてビットコインの運用を開始しています。

ビットコインは7月下旬までボラティリティが低い状態が続いていましたが、その静寂は嵐の前の静けさ、7月27日以来当面の抵抗線である1万500ドルをあっさり回復しました。連れてイーサリア(ETH)など主要アルトコインの価格も大きく上昇しています。今回のビットコインの値動きは、リターンを追求しやすい相場状況の資産として、相場が大きく動く前兆かもしれません。

参考
Bitcoin: Is it still the risk asset it once was?
Bitcoin net asset value has risen massively – When will the BTC price follow?

ビットコイン(BTC)の価格・相場・チャート

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Source: CoinChoice

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